アルプス席の母を読んで早見和真さんのファンになった。
そしてドラマ「アシュラ(Dr.アシュラ)」を見てファンになった松本若菜さんが出演。
これは面白いって、絶対見なければ。
その前に原作本を読もうかと。
いやいや待てよ、先がわかったらドラマが面白くなくなるじゃん!
ってことで原作を読むのは後回しに。
舞台は2011年。
なんだか勤労意欲が失せている税理士の栗須。
その理由は父の死であった。父の後を継ぐために東京の大学に入学し、そして大手税理士事務所で勤めた。
2年前に父が一緒に働かないかといった時には栗須は父の事務所には戻らなかった。
その後、父の死を迎えて立ち直れない状態で1年が過ぎたのだ。
泣きながら話した栗須に「カッコ悪くない。そう言うのも好きだ。」というロイヤルヒューマンの山王社長。
人も馬も同じように傷のようなものがあっても、周りの多くの人が関わり、そして輝いていく。
そして人の役に立ち、感謝される。
まさに栗須の父が言っていたこと。
そんな同じ気持ちを持ち合わせている山王社長。
だから今度は山王社長が言う。
「俺を裏切るな。絶対に裏切るな。」
一方、山王家ではファミリーで裏切りが。
赤字経営で競馬事業からの撤退を提案した。
提案したのが息子であるロイヤルヒューマン人事統括部長の優太郎。
優太郎部長は数字ばかり追いかけ、数字には表れない何かがわからない。
ファミリー、親子が裏切った形になったことを今度は守れと親子でない山王社長が言う。
感情で繋がっていく。
ちょっとした成功が関わった多くの人を幸せにする。
気づけば走っていた、新しい夢に手が届くと思っていた。
思っていた…この後何があるんだ!