年始に放送されたNHKドラマ『雪煙チェイス』を視聴。
日本を代表するミステリー作家・東野圭吾さんの人気小説が原作。
ハラハラドキドキの連続と、それ以上に胸が熱くなる「人間ドラマ」に溢れた傑作だった。
逃走劇の裏にある、不器用で温かい人間模様
物語は、殺人容疑をかけられた大学生・脇坂が、自身のアリバイを証明するために「スキー場で出会った女神」を探し、雪山へと向かう逃走劇。
- 脇坂と波川: お人好しの脇坂と、彼を唯一の友と慕う波川の友情。
- 小杉と白木: 執念深く、しかしどこか人情味のある刑事コンビ。
この追う側と追われる側の攻防に引き込まれますが、何といっても今回のキーパーソンは、仲間由紀恵さん演じる旅館の女将・棚橋まどかでした。
女将の「眼力」が物語を動かす
最初は警察に協力的な姿勢を見せていた女将ですが、脇坂と対面した瞬間、その鋭い眼力で「この青年は犯人ではない」と直感します。
刑事の小杉に対し、「一寸の虫にも五分の魂」と言い放ち、彼の正義感を焚きつけるシーンは圧巻!そこから物語は単なる逃走劇を超え、無実を証明するための熱い奮闘記へと一変!
脇坂のような「お人好し」だからこそ、周りに自然と助けの手が差し伸べられる。そんな優しさに触れて、見終わった後はとても清々しい気持ちになりました。
小杉と女将のロマンスが期待されたものの、そこは「お預け」というのもニクい演出ですね!
原作「雪山三部作」を順番に読みたくなった!
ドラマがあまりに面白かったので、原作小説も手に取ってみたくなりました。調べてみると、本作は「雪山シリーズ」と呼ばれる人気シリーズの第3作目とのこと。
せっかくなので、第1作目から順番に追いかけてみよう!
- 第1作:『白銀ジャック』
- 第2作:『疾風ロンド』
- 第3作:『雪煙チェイス』(今回のドラマ原作!)
雪山を舞台に繰り広げられるミステリーと人間ドラマ。
冬の夜、暖かい部屋でじっくりとこの世界観に浸るのが、今の密かな楽しみです。
皆さんも、脇坂たちの「その後」や「始まり」が気になったら、ぜひ原作もチェックしてみてくださいね。